パンデモニアムモデルとは、人が何かを目にして認識した視覚情報から文字や単語の情報を抜き出してモデル化する心の働きです。
文字を認識する際には、4つの段階があると考えられています。
1)眼に入ってきた視覚情報を、画像として認識します。
2)画像に含まれる「縦の線」や「横の線」などの図形の基本的な特徴を抜き出して、認識します。
3)画像に含まれている特徴を多く含む文字を、記憶の中の文字と照らし合わせます。
4)候補としてあがってきた文字の中から、図形がどの文字なのか決定します。
2)画像に含まれる「縦の線」や「横の線」などの図形の基本的な特徴を抜き出して、認識します。
3)画像に含まれている特徴を多く含む文字を、記憶の中の文字と照らし合わせます。
4)候補としてあがってきた文字の中から、図形がどの文字なのか決定します。
「パンデモニウム」とは、ラテン語のPandemonium「伏魔殿(ふくまでん)」という言葉から、オリバー・セルフリッジ(1926~2008)が考案しました。セルフリッジは、各段階の情報処理を行う仮想的な存在を「デーモン(悪魔)」と名付け、各デーモンが順番に反応することで情報処理が行われていると考えました。
心理学
- 心理学の種類
- 心理学は科学的
- 心理学の誕生
- 心理テストや読心術と心理学の違い
- パブロフの犬の実験
- 社会心理学
- オペラント条件づけ
- ゲシュタルト心理学
- アルバート坊やの実験
- 認知心理学
- 診療心理学
- フロイト
- ユング
- アドラー
- 日本における心理学の歴史
- 心理学の専門家になるには
- 身体と心の動き
- 脳の構造
- 記憶のしくみ
- 短期記憶と長期記憶
- 記憶の種類
- 認知はどのように生まれてくるのか
- パンデモニアムモデル
- 錯視
- 知覚の恒常性
- 虚記憶
- 事実ではない事後情報
- 記憶のゆがみ
- 言語隠ぺい効果
- 凶器注目効果
- 記憶の7つのエラー
- 技能学習
- スキーマ
- 発達心理学
- 愛着
- 社会的学習理論
- 誤信念課題
- 認知発達
- 心理社会的発達理論
- アイデンティティ「自我同一性」
- アイデンティティの危機
- 「流動性知能」と「結晶性知能」
- 老年学 サクセスフル・エイジング
- 遺伝と環境
- パーソナリティの分類
- 特性論
- ビッグ・ファイブ理論
- パーソナリティ検査
- 一貫性論争
- 知能の定義
- マズローの欲求5段階説
- 自己意識
- 自己意識特性
- セルフ・ハンディキャッピング
- 認知的不協和
- ハロー効果
- ステレオタイプ
- 噂〈うわさ〉
- フット・イン・ザ・ドア・テクニック
- 情動二要因論
- 社会的アイデンティティ理論
- 泥棒洞窟実験
- PM理論
- 観客効果
- 集団極性化
- 集団の圧力(同調)
- 傍観者効果
- スタンフォード監獄実験
- 衝動的な犯罪
- サイコパス