ハロー効果
ハローとは、絵画の神仏や聖人の頭の後ろにある光の輪、後光、光背をいいます。
「ハロー効果」とは、ある点が優れていることによって、それとは本来直接関係ないことまで高く評価してしまうことを指します。
この効果については1920年代から研究されていて、例えば、スーツを着こなした外見の良い人であれば、なんとなく仕事もできそうな優秀なイメージを持たれやすく、信用が得やすいことなどがこれにあたります。
この逆の効果にあたるのが「ホーン効果」と呼ばれ、悪魔の頭に生えている角(horn)に由来します。服装や髪型、態度がだらしない人は、仕事もできないだろうと思われがちなのが、ホーン効果の例です。