衝動的な犯罪
傷害事件や衝動的な殺人事件に至るのか、暴力をふるう犯罪者にならずに済むのかの違いはどこにあるのでしょうか。単純殺人事件などの犯罪を起こす傾向にある人には、三つの要素があるといわれています。
1.怒りをためやすい
・怒りを感じやすい
・なにかあったときに他人のせいにしがち
・怒りを感じたことについて頭の中でずっと考えて増幅させやすい
・過去の怒りと結びつけて、さらに大きな怒りに育ててしまう
2.衝動的
・感情的になり、反射的に体が動いてしまう
・感情のコントロールや、そもそもの自分の感情の認識がうまくできない
3.抑制がききにくい
・感情的に行動すると失敗する、あるいは長期的に見たら損だという理性が働きにくい
・家族や、将来の夢など、反射的に体が動こうとしたときに、行動を抑制しようと思いとどまる理由がない
これらの要素は、生まれつきの気質と、置かれた環境に原因があると考えられています。
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