職場の人間関係に悩む人と活かす人の違い

あの人はなぜ、誰とでもうまくやっていけるのだろう?
そんなことを思ったことはないでしょうか。職場の人間関係の問題は、仕事の悩みランキングの上位に入ります。
職場の人間関係の改善につながるEQの能力にはどういったものがあるのでしょうか?

自分をみつめる能力

自分の感情、発言、行動を客観的にみつめる能力がある人は、上司からの指摘を一度受け止め、自分自身の行動や態度が問題を引き起こす原因になっていないかを考えることができます。

また、上司や同僚と良好な関係を築いている人を観察したりアドバイスを求め、素直に受け入れることができます。

職場の人と良好な人間関係を築くために、まずは自分自身の行動や態度を見直す必要があるかもしれません。

相手を理解する能力

例えば、威圧的な態度をとる上司とのコミュニケーションに悩んでいる場合、「威圧的な態度をとる理由」を理解することが、より建設的な関係を築くための第一歩となります。その上司はリーダーシップを発揮して結果を出さなければならないというプレッシャーがあるのかもしれません。あるいは自信がないことを悟られたくないという心理が働いているのかもしれません。

態度や言動などの表面的な情報から一方的に捉えるのではなく、質問を投げかけたり、フィードバックを提供し「なぜ」その行動や発言をするのか?に着目することが大切です。

もし、その上司がなりふり構わず、誰にでも威圧的でなく、限られた人だけであれば、それは、上司が変わらなくても威圧的な態度をとられる側が対処できる可能性もあります。

共感の能力

スティーブン・R・コヴィーやダニエル・ゴールマンなどの専門家は、心の知能指数(EQ)の重要な能力である「共感」の重要性を伝えています。

「共感」は、相手がどのような状況に置かれているかを想像することができる能力です。相手の感情を深く理解し自分の感情のように捉えられる。相手の経験を自分の中で再現できる能力のことです。

人間の脳のミラーニューロンは、別名「モノマネ細胞」とも呼ばれ、他者を模倣する機能があると考えられています。例えば、「赤ちゃんが親のすることを真似して学習する」、「映画の主人公が悲しいシーンで泣いていると、画面越しで、観ている自分も涙が流れてくる」、「スポーツ選手の動きを観察して自分の脳内でシミュレーションする」といった学習のプロセスにもミラーニューロンが関係しています。ミラーニューロンは他者の行動を理解することにも関わっており、相手の心を読むことでコミュニケーションに必要な共感が生まれます。

また、ミラーニューロンは、他人の行動を見たり聞いたりすることで、自分も同じ行動をするように働きかけます。人々が自然に往復行動をするように促すことができるのです。

苦手な人を理解しようとするのは難しいかもしれませんが、まずは自分が相手に共感し考え方を理解しようと思って話を聞けば、相手もまたあなたに共感し始める可能性が高くなります。

相手の意識に働きかけるのではなく、相手も意識が届かない、ミラーニューロンへ直接働きかけることもできます。
このミラーニューロンの働きを活用することは職場の人間関係を改善するためのポイントと言えるでしょう。

関連記事

楽観性の発揮とは

感情知能(心の知能指数)が活用できていない人の兆候

感情のハイジャックから脱出するための3つのステップ

感情知能の開発モデル

人生の成功

今、日本に求められる「幸せな人の思考」

PAGE TOP