混ざり合う感情を理解する

基本感情が混ざり合う応用感情

応用感情とは、基本感情が混ざり合う感情です。
プルチックモデルで応用感情を見ていきます。まず「隣合わせ」「1つおき」「2つおき」とが混ざり合うことで起こるのが理解できます。ここでは応用感情24種類と、真逆に対立する感情が混ざり合うことで起こる感情4種類(表の下)の組み合わせを見てみましょう。
プルチックの基本感情に応用感情を含むモデル図

基本感情 隣合わせ 1つおき 2つおき
喜びの感情時の表情イラスト喜び 愛の感情時の表情イラスト+信頼=愛 罪悪感の感情時の表情イラスト+恐れ=罪悪感 歓喜の感情時の表情イラスト+驚き=歓喜
信頼の感情時の表情イラスト信頼 服従の感情時の表情イラスト+恐れ=服従 好奇心の感情時の表情イラスト+驚き=好奇心 感傷的の感情時の表情イラスト+悲しみ=感傷的
恐れの感情時の表情イラスト恐れ 畏怖の感情時の表情イラスト+驚き=畏怖 絶望の感情時の表情イラスト+悲しみ=絶望 羞恥心の感情時の表情イラスト+嫌悪=羞恥心
驚きの感情時の表情イラスト驚き 拒絶の感情時の表情イラスト+悲しみ=拒絶 不信感の感情時の表情イラスト+嫌悪=不信感 憤慨の感情時の表情イラスト+怒り=憤慨
悲しみの感情時の表情イラスト悲しみ 後悔の感情時の表情イラスト+嫌悪=後悔 嫉妬の感情時の表情イラスト+怒り=嫉妬 悲観的の感情時の表情イラスト+期待=悲観的
嫌悪の感情時の表情イラスト嫌悪 軽蔑の感情時の表情イラスト+怒り=軽蔑 皮肉の感情時の表情イラスト+期待=皮肉 不健康の感情時の表情イラスト+喜び=不健康
怒りの感情時の表情イラスト怒り 攻撃の感情時の表情イラスト+期待=攻撃 自尊心の感情時の表情イラスト+喜び=自尊心 支配の感情時の表情イラスト+信頼=支配
期待の感情時の表情イラスト期待 楽観の感情時の表情イラスト+喜び=楽観 希望の感情時の表情イラスト+信頼=希望 懸念の感情時の表情イラスト+恐れ=懸念

複雑な状況では、矛盾とも言える対立する感情が混ざり合います。

混ざった感情 組み合わせ
ほろ苦い ほろ苦いの感情時の表情イラスト喜び+悲しみ
葛藤 葛藤の感情時の表情イラスト信頼+嫌悪
冷淡 冷淡の感情時の表情イラスト恐れ+怒り
混乱 混乱の感情時の表情イラスト驚き+期待

例:後悔=悲しみ+嫌悪

後悔」という感情は、「悲しみ」と「嫌悪」が組み合わさっていることが分かります。このことから、自分や話し相手から「後悔」を感じた場合、相手の中には何かを失った悲しみと自分や他に対する嫌悪という感情が混在しているということが理解できます。「後悔」という感情を漠然と受け止めるよりも、「悲しみ」と「嫌悪」が混ざり合っていると受け止めることで、「失ったものは何か?」「何を拒絶しようとしているのか?」にフォーカスすることができ、より詳しい情報を得ようと行動することができます。

行動の選択と円滑な人間関係のために感情を役立てる

基本感情が混ざり合って生じる応用感情を理解することで、自分や他者が、本当はどうしたいのか?何を望んでいるのか?という重要な情報をより明確に知ることができ、行動の選択や人間関係をより良くすることに役立てることができます。

感情が湧いた場面を思い出す

表にあるそれぞれの感情が湧きあがった場面を思い出してみましょう。その場面では、これらの感情が組み合わされていたでしょうか?本当に、自分が相手が望んでいたことは何だったでしょうか?本当の望みを叶えるための行動や発言ができていたでしょうか?振り返ってみましょう。

感情が伝えたい内容はこちらのページを参考にしてください。

MART PRODUCTIONによる写真: https://www.pexels.com/ja-jp/photo/7577893/

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