「気づく力」が、こころを守る第一歩。
研修の目的
メンタル不調の多くは、感情の変化や心身のサインに「気づかないまま」蓄積することで起こります。
本研修では、EQ(感情知能)を活用し、”感情に気づき・受け止め・整える力”を育てることで、セルフケアと他者への配慮を促進し、早期ケアと安心の土壌づくりを目指します。
- 「感情の違和感」に気づく自己観察力を高める
- 部下・同僚の変化をキャッチする共感的観察力を育てる
- 不調の早期発見・適切な声かけ・支援行動につなげる
対象者
・一般社員~管理職・OJT担当者・相談役まで全階層に対応
・セルフケアとラインケアの“間”にある、感情の理解と実践スキルを求める方
主な研修内容(半日~1日プログラム例)
- EQとメンタルヘルスの関係
感情に気づく力が、ストレス管理や不調予防にどう役立つのかを理解 - 自己の感情と状態変化の気づき
感情・行動・体調の変化をマッピングし、兆候を早期にキャッチする習慣づくり - 周囲の感情・様子の変化への共感的気づき
表情・言葉・態度の“わずかな変化”に気づく観察力と、適切な声かけの基本を学ぶ - EQ的セルフケア・相互ケアの実践
感情を整えるための自己調整法と、支援的コミュニケーションの技術を習得
使用ツール・メソッド
- 感情チェックインシート(心の状態の見える化)
- 気づきとケアの行動サイクルワーク
- 支援的フィードバックロールプレイ
- EQセルフケアプラン作成(簡易版)
期待される効果
- 感情の変化に気づく自己観察習慣が身につく
- 不調の兆候にいち早く気づき、無理を回避する判断ができるようになる
- 周囲のサインに敏感になり、タイムリーな声かけや支援行動が取りやすくなる
- 職場の安心感・配慮文化が定着し、相談しやすい雰囲気が生まれる
能力開発が期待される非認知機能
- 感情認識力:心の変化を自分でキャッチする力
- 共感的観察力:相手の状態に気づく視点と態度
- 感情調整力:乱れた感情を整え、回復する力
実施概要
時間:3~6時間(半日~1日)
形式:対面/オンライン(Zoom)いずれも可
費用:22万円~(税別)※人数・内容により調整可能
備考
一般的なメンタルヘルス研修(一次予防型)との連動や、管理職向けラインケア研修との併用も可能です。
EQアセスメントを活用した「状態変化の見える化」支援もご相談いただけます。