知識ではなく「気づき」から始める、関係配慮の職場づくり。
研修の目的
ハラスメントの多くは、相手を傷つけようとする意図がなくても、
「感情のぶつかり」や「価値観のすれ違い」から生まれます。
本研修では、EQ(感情知能)を通じて、自分の感情を抑える力と、相手の受け止め方に配慮する力を育み、未然防止と信頼関係づくりの両立を目指します。
- 「感情のままに言ってしまう」「態度に出てしまう」を防ぐ
- 相手がどう感じるか?に目を向ける共感的視点を養う
- 怒り・苛立ちのコントロールと対人対応力を高める
対象者
・全従業員(管理職・一般職ともに)
・これから管理職・OJT指導役となる若手・中堅層
・ハラスメントの“グレーゾーン”に不安を感じている方
主な研修内容(半日~1日プログラム例)
- EQの視点から見るハラスメント
なぜ「悪気はなかった」が通用しないのか。感情的影響のメカニズムを理解 - 感情の抑制とセルフマネジメント
苛立ち・焦り・怒りが起きる瞬間の対処法と抑制力トレーニングを学ぶ - 相手の受け止め方を想像する力
同じ言葉でも「どう伝わるか」の差を演習で体感し、配慮の視点を習得 - 建設的な伝え方・指摘の技術
感情を押しつけず、相手を傷つけずにフィードバックするEQ的会話術
使用ツール・メソッド
- EQセルフチェックシート(感情と衝動の傾向)
- 感情トリガーの可視化ワーク
- 受け止め方の多様性体験(ロールプレイ)
- EQフィードバック構造シート
期待される効果
- 「イラッとしたときにどう行動するか」が明確になる
- 自分の言動が相手に与える感情的インパクトを理解できる
- 相手を責めず、建設的に伝える手法を体得できる
- グレーゾーンが減り、安心して働ける関係性が育つ
能力開発が期待される非認知機能
- 感情抑制力:瞬間的な感情の高まりを自覚・調整する力
- 共感的配慮力:相手の立場・感情の受け止め方を尊重する力
- 対話構築力:傷つけずに本音を伝える会話の設計力
実施概要
時間:3~6時間(半日~1日)
形式:対面/オンライン(Zoom)いずれも可
費用:22万円~(税別)※人数・内容により調整可能
備考
一般的なハラスメント防止研修(法制度・ケース紹介)との組み合わせも可能です。
昇格時研修・管理職研修・OJT指導者研修と連動した構成も承ります。