「理解してくれた」と感じてもらえる力を、実践で身につける。
研修の目的
職場での対人関係やマネジメント、顧客対応の質を左右するのは「共感力」です。
本研修では、単なる“優しさ”ではない、相手の立場や背景を理解したうえでの傾聴・反応・対話を実践的に習得し、信頼を生み出すコミュニケーションの土台を築きます。
- 感情に寄り添いながら相手の話を聞く「共感的傾聴」を身につける
- 自分とは異なる立場・考え方を受け入れる視野の柔軟性を高める
- 文化的・世代的な背景の違いを理解し、配慮ある対応ができるようになる
対象者
・管理職/リーダー層(部下育成や1on1で共感力が必要な方)
・接客・営業・窓口対応など、人と接する機会の多い業務に携わる方
・多様性のある組織環境で信頼関係を築きたい方
主な研修内容(1日プログラム例)
- EQにおける共感力とは
「感情を共有する」と「状況を理解する」の違いを整理し、共感の定義を明確に - 共感的傾聴の実践
表面的な相づちではなく、相手の気持ちを“聞き取る”傾聴技法をロールプレイで体得 - 他者視点を理解する力
相手の立場・知識・関心・制約を想像し、反応や言葉を適切に変えるトレーニング - 文化的・世代的背景への配慮
自分とは違う価値観や常識に対して柔軟な対応をするEQ的視点を学ぶ
使用ツール・メソッド
- 共感傾聴フィードバックシート
- 他者視点トレーニング(シナリオベース)
- 多様性と感情反応ワーク
- 共感対話ロールプレイ(現場事例を用いた実践)
期待される効果
- 相手が「ちゃんと聴いてくれた」と感じる関わり方ができるようになる
- 反論や否定ではなく、受容的に関わる土台が整う
- チームや顧客との信頼構築がスムーズになり、心理的安全性が高まる
- 多様な価値観を受け入れ、対人摩擦を減らす土壌ができる
能力開発が期待される非認知機能
- 共感的理解力:相手の気持ちや背景を想像し、配慮する力
- 感情対応力:相手の感情に適切に反応する柔軟性
- 多様性適応力:異なる文化・世代・立場と関係を築く力
実施概要
時間:3~6時間(半日~1日)
形式:対面/オンライン(Zoom)いずれも可
費用:18万円~(税別)※内容・人数により調整可能
備考
1on1スキル研修・ダイバーシティ研修との連動、または接遇・応対業務向けにカスタマイズした実施も可能です。
異文化コミュニケーション研修の一環としてもご利用いただけます。